華盛頓日記

ワシントンDC界隈をぶらぶらする。

猪木・ペールワン

パキスタン人のタクシー運転手に「どこから来たの?」と聞かれ、「日本です」と答えると、「わたしはオノキが好きだ」と語り出した。オノキ? ひょっとしてアントニオ猪木のことかと気付き、「猪木と戦ったペールワンを知っていますよ」と言うと、目を丸くして、「オー、ペールワン!」と反応するではないか。停車して料金を払ってからもしばらく猪木・ペールワン戦の話で盛り上がってしまった。

ペールワンとは、パキスタンの格闘家アクラム・ペールワンのこと。猪木が1976年、パキスタン・カラチに乗り込んで異種格闘技戦を行った相手である。プロレス的には、「パキスタンの英雄」みたいに言われ、ペールワンを倒した猪木もパキスタンでは英雄扱いされているとされてきた。本当にそうなのかと半信半疑だったので、ワシントンのタクシーで伝説の猪木・ペールワン戦談義に花が咲くとは思わなかった。

パキスタン人の運転手に出会うと、前にブログに書いたパキスタン料理の「カラヒ」の話を訊くことにしているが、これからは猪木・ペールワン戦も話題にしてみよう。

ワシントンは急激に冷え込むようになってきました。夜の気温は1℃。天気予報を見ると、これから1週間で最低気温がマイナスになる日もあるみたいです…。